任意売却のお手伝いを業務としています♪
スタッフ全員で日々の業務の中から思いついたことを書き込んでいます。
大規模なリストラに遭ったため退職をして
自営業に転職したという話をききました。
しかし、現実は厳しく、店が思うように展開せず
生活費だけでいっぱいいっぱいで
サラリーマン時代に組んだ住宅ローンの返済が
滞ってしまったという状態になったといいます。
この窮地から脱するため自己破産を選びました。
自己破産は人生を立て直すチャンスを
与えてくれる制度といわれています。
裁判所に返済の能力がない状態であることを
認可してもらいます。
債務者は処分できる財産は全て売却し
債権者に少しでも返済しなければいけませんが
全額の返済に及ばなかった残りの借金は
免除になるというものです。
さらに、自己破産の後は債務は消滅しているため
免債を請けることで収入があっても
弁済の効果は生じないとされています。
債権者への返済に当てるための不動産の売却においては
任意売却か競売かという選択になります。
この場合どちらがよいのでしょうか。
自己破産不動産売却では
任意売却でも競売でも、といわれています。
自己破産により残りの借金の返済が必要ないことから
残債務返済の苦労がおこらず
立ち退き料のみの問題であるからなのです。
その件に関して専門家に依頼するなら任意売却になり
自分で話し合いをするのなら競売ということです。